住友不動産はツーバイフォー住宅の耐震性を高める独自工法「ニューパワーコラム」を開発した。3月7日から標準仕様として発売する。
新構法は、建物四隅にコラム(柱)を配置し、コーナー部を強固にすることなどにより、ツーバイフォー工法を30%上回る耐震性を得られた。特に、ねじれ破壊の危険性を低減することができる。
同社の従来のパワーコラムは、1、2階ともコラム補強するため外壁の四隅を出っ張らせる必要があった。新構法は、1階のみにコラムを設置し、2階は壁量計算を強化して対応することで、外観デザインに影響を与えず耐震性を高められる。
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