独立行政法人 建築研究所(茨城県つくば市)は8月28日、研究資料「建築物の長期使用に対応した外装・防水の品質確保ならびに維持保全手法の開発に関する研究」をまとめ、ウェブサイト上に公開した。
建物を長期にわたって良好な状態で使用するためには、部材の耐久性向上に加え、適切な維持管理、補修・改修を行うことが課題となる。そこで、外装仕上げと防水にスポットをあて、長期使用に対応する品質、維持保全について検討を行った。
具体的には、仕上塗材・塗料、タイル張り・モルタル塗り、外壁カーテンウォール、メンブレン防水・シーリング防水を研究対象とし、耐用年数の提案、経年劣化の体系化、劣化度判定に使用する標準パターン写真の整備を行った。
研究資料はコチラからダウンロードできる。
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