東京ガスは、家庭用燃料電池の小型化とコストダウンを実現する燃料処理装置の開発に成功した。従来の性能は維持しながら、容積を3分の2に抑え、製造コストを半減した。次世代機に搭載する予定。
新開発の処理装置は、構造を大幅に簡素化。複雑な機構を見直し、従来に比べ部品点数を約3割、溶接線長を約4割削減した。
また、都市ガスから水素を取り出す触媒として、新たに高性能触媒を開発。これを新機構の装置に採用することで、触媒使用量を3〜5割削減できるという。
新装置は、2010年代前半に投入に向け開発している次世代機に搭載する予定。
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