帝国データバンクは2月9日、2009年1月の企業倒産集計を発表した。業種別では、不動産業が前年同月比80%増の54件と大幅に増えた。マンション分譲の大型倒産が続発した。また、関係の深い建設業でも地場トップクラスのゼネコンの倒産が散発、33.7%増の325件だった。
全体の倒産件数は前年同月比30.2%増の1156件で、集計基準が変わった05年4月以降で2番目の高水準となった。前年同月比での増加は8ヵ月連続。不況型倒産の水準が高く、全体の80.9%を占めている。
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