住宅生産団体連合会は1月30日、1月の住宅景況感調査の結果を発表した。それによると2008年10―12月実績の景況判断指数は前年同期比で、総受注戸数、総受注金額ともにマイナス75ポイントで、前期に比べマイナス幅が大幅に拡大した。「棟数の落ち込み以上に単価の下落が大きい」など、マイナス基調の声が多い。
09年1−3月の見通しについては、総受注戸数マイナス25ポイント、総受注金額マイナス29ポイントで、ともに前期に引き続きマイナスの見通しとなり、マイナス幅も拡大した。
08年度の新設住宅着工戸数については、回答があった15社の予測平均値(最大値、最小値を除いて算出)が105.3万戸と、四半期ごとに減少傾向。09年度の見通しについては101.8万戸とさらに厳しくなると予測している。
同調査は、住団連理事・監事など16社の経営者を対象に四半期ごとに実施しているもの。
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