LIXIL(東京都千代田区)は7月17・18日、普段から節水を心がけている東京・大阪在住の20〜50代の主婦824人を対象に意識調査を行った。
普段から節水を実行している理由を聞くと、「水道料金を抑えるため」94.3%が圧倒的多数を占めた。これに「環境問題を考えて」45.3%、「渇水で水不足になるから」20.3%が続いた。
いつ節水を心がけているかについては、「風呂に入るとき」86%、「台所を使うとき」82.6%、「洗面所を使うとき」69.4%、「洗濯をするとき」68.8%が上位に。具体的な節水行動としては、風呂では「髪や体を洗うときシャワーの水を出しっぱなしにしない」87.4%、台所では「野菜などを洗うときに水を出しすぎないようにする」65.8%、洗濯では「お風呂の残り湯を洗濯に利用する」56.4%などが挙がった。
今後、節水機器を導入したいかを尋ねたところ、60.2%が何らかの節水機器を導入したいと回答。導入したい機器のトップは「節水型洗濯機」29.2%で、「節水型トイレ」27.5%、「食器洗い機」16%、「節水(節湯)水栓」15.4%が続いた。
1カ月の水道料金は平均4660円で、回答数が多い料金帯は「3000円~3999円」22.8%。1カ月の水道料金をどの程度下げたいか聞くと平均1958円で、実際にかかる水道料金と比較すると約4割値下げしたいという願望があることがわかった。
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