(財)日本不動産研究所は11月19日、今年9月末現在の市街地価格指数(平成12年3月末を100とする)を発表した。大都市の地価は、東京区部を中心に下落基調に転じた。同研究所では、今後半年間の見通しでも下落幅が拡大する見込みとしている。
六大都市の住宅地価格指数は、前期(半年前)に比べ2.5%下落し86.0となり、前年同期と比べても1.9%下落となった。特に前期で下落に転じた東京区部の住宅地は、前期比で8.2%下落し、下落幅は8.0ポイント拡大した。
全国では前期比1.3%下落の71.7で、前年同期比では1.8%の下落した。
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