ノーリツ(兵庫県神戸市)は9月3日、スイッチひとつで浴槽を洗浄し湯張りまでする自動洗浄機能「おそうじ浴槽」をリニューアルし、今後発売するシステムバスに標準装備する。
リニューアルでは、2週間に1回の手洗いで浴槽の清潔さを保てるよう洗浄力を2倍に向上。洗剤使用量はそのままに、噴射回数を倍増することで、浴槽壁面に洗剤がとどまる時間を長くした。この自動洗浄機能を使うことにより、10キロの米袋を20回持ち上げるのに相当する掃除の負担を軽減できるとする。
また、洗浄コストを手洗いと同等の約19円/回に抑えることに成功。毎日使用してもランニングコストは約6980円/年。食洗機や洗濯機よりも低コストで利用できる。
改良したおそうじ浴槽機能は、9月3日発売の新シリーズ「ユパティオV」に装備。同社のシステムバス「クレッセ」「ユパティオリズ」「グラシオ」にも標準搭載していく。
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