住宅生産団体連合会は11月4日、住宅景況感調査の結果を発表した。それによると2008年7―9月実績の景況判断指数は前年同期比で、総受注戸数、総受注金額ともにマイナスで、今年度に入り2期連続のマイナスとなった。08年10−12月の見通しについては、総受注戸数マイナス18ポイント、総受注金額マイナス14ポイントで、受注戸数は1997年第3四半期以来のマイナス見通し。消費者マインドの低下などで、住宅市場の厳しさは増していると判断しているとした。
08年度の新設住宅着工戸数については、回答があった15社の予測平均値(最大値、最小値を除いて算出)が106.4万戸と、前回調査の109.1万戸に比べさらに厳しい予測となった。
調査は、住団連理事・監事など16社の経営者を対象に四半期ごとに実施しているもの。
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