木の家の生産性を高める
県産材・作業場・職人を生かし
利益を生み出そう
自ら物を作れる実体の技術を持つことは工務店の強み。しかしこれからの時代、職人技能に頼って一品生産を続けるだけでは品質・コストの安定化、健全な経営と産業の持続が困難になっています。木の家の規格化・標準化に取り組む実践者に学び、縮む市場で求められる地域の家づくりを考えます。
プログラム
1.イントロダクション
ドイツに学ぶこれからの住宅生産システム
石川恒夫氏(前橋工科大学教授)
2.実務者が語る木の家の規格化実践手法
自然素材をプレファブ化する
落合伸光(エコ・もの・ファーム)
既製品を極力使わないコンパクトハウスの事例を紹介。セルロースファイバーを充てんした「モイスパネル」、スギ材を釘で積層してつくる「BSパネル」など、自然素材を多用しながら事前の工場製作によってコストアップを抑制する方法を解説します。
真壁による部品化の力
丸山純夫氏(U建築工房)
軸組とそこに納まる壁、天井、造作の関係が互いに明確ならば、それらは建具のように取り付け・取り外しできる――。地元の山の実情もふまえた「真壁による部品化」により、融通可変の木の家を住まい手とともにつくり上げてきた事例と手法を紹介します。
角材パネルでつくる「無垢造の家」
新堀和巳氏(無垢造コーポレーション)
90㎜角のスギ間伐材をボルトで縫い付けた分厚い木のパネルで壁や屋根を構成する「無垢造の家」。試行を重ねてきた段階から実践段階へと入ったこの家の設計・施工方法や期待される効果、地場産業に提供できるメリットなどを解説します。
3.まとめ
なぜ規格化・標準化なのか
新建新聞社から
開催日
日時 | 8月6日(火) 13:00~17:30 |
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会場 | 東京・麹町(千代田区) ※お申し込み後、詳しいご案内をお送りいたします。 |
定員 | 70名 |
参加費 | 5,000円/名 (新建ハウジング購読者またはBIJ会員) ※新建ハウジング購読者・BIJ会員以外の方は各セミナーとも1万円/名 |
【お問い合わせ】 新建新聞社東京本社 TEL03-3556-5525
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