ヤマハリビングテック(静岡県浜松市)は6月28日、資本構成と商号を変更すると発表した。
同社は2010年3月にヤマハグループの枠組みから離れ、日本産業パートナーズの協力を得て独自の事業展開に移行。その結果、3年連続での増益を達成した。今後の持続的な成長、新たな事業領域への進出を目指して資本構成の変更を掲げ、全ファンドおよびヤマハが保有する同社の全株式を経営陣、銀行系ベンチャーキャピタル3社、デンソー、住友林業からの出資、銀行の融資と合わせて買い取ることで合意した。
デンソーとは12年11月から資本・業務提携をスタートし、エネルギーマネジメント分野での連携を進めていく。さらに、住友林業とも資本・業務提携契約を締結しリフォーム需要の開拓、浄水器事業、海外事業などで連携する。
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