全国的に建設業界の人材が不足していることを受けて、国土交通省と厚生労働省は連携して進める「当面の建設人材不足対策」を公表した。「人材確保」・「人材育成」・「人材移動の円滑化」の3つの視点で対策をとりまとめた。
具体的には、「建設業魅力発信キャンペーン」として両省と業界団体が連携して、建設業の魅力などを戦略的に広報する取り組みを推進するほか、建設人材が不足している地域の主要なハローワークで、事業者向けに求人に関する相談・援助を行う。建設資格保持者に対しても建設求人の情報提供や面接会の開催などを積極的に行っていく。
また、若年非正規雇用者の職業訓練を実施する事業主への助成制度や、若年技能者への実技指導を行う事業の活用も進めていく。
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