LIXIL鈴木シャッター(東京都豊島区)は7月1日、軽くて割れない不燃シート製の防煙たれ壁「スモバリア」を発売する。
建築基準法が防災設備として設置を義務付ける防煙たれ壁は、意匠の面からガラス製が主流。けれども、大地震により破損・落下してケガをしたり、床に飛散したガラスで避難が困難になるなど災害時の課題も挙げられる。
そこで新製品は、ガラス製同様に明るさを保ちつつ、軽くて割れない不燃シート製とした。震度6程度の揺れを想定した試験で部品・部材の落下がないことを確認しているとする。
形状は、低い天井にも適した「テンション式」と直線・L字・T字・十字の設置に対応する「パネル式」の2タイプ。簡単施工で、設置時間を半減できるという。
税別16万5000円(W8000×H500、テンション式、透明シートの場合)。
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