阪急不動産(大阪府大阪市)は6月20日、中古マンションとリノベーションをワンストップで提供する新ブランド「Reno-Bloom(リノブルーム)」の運営を始める。対象は、阪急阪神沿線を中心とした京阪神北摂エリア。
通常、リノベを前提に中古住宅を購入する場合、物件購入は不動産仲介業者、リノベはリフォーム業者と別々の会社に発注するケースが主流となっている。この場合、(1)住まい手自身が予算やスケジュール管理を行わなければならない、(2)物件購入後にリノベを検討してローンを組むと、住宅ローンに比べ高金利で借入期間が短いーといったデメリットが発生する。
そこで自社内に不動産仲介部門とリフォーム部門を持つ同社は、新ブランドを立ち上げることでこれらの課題を解消。経験豊かな仲介担当者が中古物件を紹介し、新築マンション事業で培ったノウハウを使って住まい手の希望のプランを実現する。提携優遇ローンの紹介、アフターサービスもワンストップで提供する。
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