ナイス(神奈川県横浜市)は6月22・23日の2日間、愛知県・ポートメッセなごやにおいて木材・建材・設備メーカー約100社が一堂に会する「住まいの耐震博覧会」を開催する。
住まいの耐震博覧会は2002年にスタート。東京、大阪、名古屋、仙台、福岡など主要都市で開催し、全国の累計来場者が130万人を突破するビッグイベントとなっている。名古屋では2004年から9回開催しており、累計で20万人以上を集客。今回は中央防災会議の「南海トラフ巨大地震の被害想定」を受けて、住まいの地震対策が急務であることを来場者に訴え、耐震補強の普及・促進をめざすとする。
会場は「耐震・家づくりパビリオン」と「木と住まいのパビリオン」で構成。
耐震・家づくりパビリオンでは6つのテーマゾーンに分けて情報を提供する。「耐震ゾーン」では、旧・新耐震基準の違いがわかる可動式模型を使って耐震診断・改修の解説を行うほか、有識者による地震対策セミナーを実施。また、NPO法人住まいの構造改革推進協会をはじめとする5団体が住まい手の耐震性に関する相談に無償で応じる。
このほか、太陽光発電やスマートハウス、ゼロ・エネルギー住宅を紹介する「エネルギーゾーン」、住宅を適切に維持管理し長期にわたって快適に住まうためのリフォーム・メンテナンス方法を提案する「リフォームゾーン」などを用意している。
■住まいの耐震博覧会2013
日時:6月22〜23日、10:00〜17:00(最終日は16:00まで)
場所:ポートメッセなごや
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