首都圏のペット飼育可能な新築マンションの普及率が8割を超えたことが、不動産経済研究所が4月3日発表した調査結果で明らかになった。
調査によると、2007年1年間に供給されたペット可マンションは5万2578戸で、戸数ベースでは5.3%減少したものの、普及率は11.7ポイント上昇の86.2%となり、調査開始以来初めて8割を超えた。都県別の普及率トップは千葉県の93.2%だった。
足洗い場などペット向けの設備を備えたマンションは、3万189戸で普及率は57.4%。普及率、戸数とも前年を下回ったが、単一設備だけでなく複合的な設備を備えるマンションは増えているという。
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