カナメ(栃木県宇都宮市)が2012年5月に発売した屋根一体型太陽電池「カナメソーラールーフ」が好調だという。
昨年7月の再生可能エネルギーの全量買取制度スタート以降、産業用の動きが住宅にも波及。住宅においても10kW以上の大容量設置がひとつの主流になりつつあり、同社には住まい手やハウスメーカーからの引き合いが急増しているという。
通常、住宅で10kW以上を発電するには、設置面積の確保が課題となるケースが多い。これに対し「カナメソーラールーフ」は、屋根の隅々まで発電に活用できる一体型のため、同じ屋根面積で搭載量は1.5倍。1面で10kW以上設置できる点が支持を集めているようだ。また、全面フラットで、屋根の美観を損ねないのも特徴となっている。
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