ミサワホームは、使用時だけでなく建設時に消費するエネルギーも回収する「次世代ゼロ・エネルギー住宅」の試行棟を発表した。
試行棟は北海道旭川市に建設。次世代省エネ基準の約2倍の断熱性能をもち、発電能力9.5kWの屋根全面太陽光発電システムを搭載している。
年間エネルギー消費量7000kWhに対して、発電量は7700kWhと1年あたり700kWh余分にエネルギーを作る。
次世代ゼロ・エネルギー住宅は、建設時に一般の住宅に比べ12%エネルギーを余分に消費するが、使用時のエネルギー収支がマイナスになるので、一定期間を過ぎるとライフサイクルエネルギー収支もゼロ以下になるという。
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