東日本大震災の復興が住宅需要をけん引し、全国でも新築着工が持ち直している一方、職人の人手の手配を急ぐ地域を中心に賃金高騰が進んでいる。高齢化と若手の就業率低下が慢性化するなか、職人不足はこれからの経営上無視できない問題だ。建築業の「多能工活用」が改めて注目を集めている。
多能工の育成に取り組む一般社団法人多能工人材育成機構(東京都八王子市)代表理事の嶋田義勝さんが開発した室内のモジュール化事例。クローゼットの折扉も4種類の部材を組み合わせて現場製作できる。コストも明確となり、驚くほど安価という。
(「新建ハウジング」5月30日号より)
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。