環境省は、各種団体や地域協議会などと連携して「家庭エコ診断」を受診する家庭の募集を6月17日から開始する。
「家庭エコ診断」は家庭でのエネルギーの使用状況などをもとに家庭の省エネの取り組みの度合いを診断するもの。2011年度から民間企業などによる診断の試行実施や、地域における診断を実施しており、これまでにおよそ1万8000件の診断実績がある。
今年度は、企業などの参加形態に応じて3タイプで実施する。具体的には、環境省が進めてきた「うちエコ診断」のプロセス全体を実施するタイプのほか、独自の家庭向けエコ診断プロセス全体を実施するタイプと、「うちエコ診断」の一部プロセスを実施するタイプの3つ。このほか、札幌市や静岡県など複数の地方公共団体が独自での実施を決めている。
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