住宅金融支援機構(東京都文京区)は5月24日、フラット35を利用した人の社会的属性や住宅の概要をまとめた「平成24(2012)年度 フラット35利用者調査」の結果を発表した。
調査によれば、30歳台の構成比が48.8%と前年度(51.4%)を下回った。一方、50歳台、60歳台の構成比は上昇した。
家族数の構成比には大きな変化がみられなかったものの、女性の申し込み者に限ると「家族数1人」は32.4%で前年度(39%)を下回った。融資区分別にみると、注文住宅と土地付注文住宅で「家族数5人以上」の構成比が上昇した。
世帯年収をみると、「400万円未満」の世帯の構成比が2割を超え(21.7%)、前年度(17.4%)を上回った。融資区分別にみると、建売住宅、中古戸建、中古マンションで、「400万未満」の増加が目立った。
調査は、金融機関から買取または付保申請のあった債権で、平成24年度中に買取または付保の承認を行ったもののうち、7万7315件について集計して行った。
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