一般社団法人住宅性能評価・表示協会は、低炭素建築物認定制度の申請効率化のため、認定に必要な省エネ建材・設備の性能値を検索できるポータルサイトを創設、6月にも本格運用させる。
メーカーはアカウント登録した上で、自ら製品情報を入力し事務局に送信。事務局が確認したうえでポータルサイトに公開する。
製品の性能表示にあたっては、これまでの曖昧さを排除。試験時品質と生産時品質の双方で性能検証結果を問うほか、第三者性に応じてA、B、Cの3段階の分類を設ける。JIS認証を得た製品は「A区分」、自社試験のみのものは「C区分」などと表示される。
住宅版の改正省エネ基準が施行される今年10月以降は、建材・設備の一次エネルギー消費量計算の根拠となるデータベースとしても活用できる。
製品登録費用はアカウント単位で、3アカウントまで6万3000円。
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