ファースト住建が販売した木造2階建て住宅で、新たに529棟で壁量が規定に満たないなど強度が不足していることが1月29日、明らかになった。同社が販売したすべての木造2階建て住宅5680棟を対象に行った自主点検でわかった。木造3階建て住宅については現在も検査中。RC造マンションについては強度不足の建物はないという。
建築基準法で定められた必要壁量1.0に対して、1.0未満0.7以上の物件が450棟、0.7未満0.5以上の物件が16棟、0.5未満が3棟。このほかに壁量基準は満たしているが、配置バランスが基準を満たしていないものが60棟。
壁量不足が判明した物件については、無償で補修工事を実施するという。
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