独立行政法人 産業技術総合研究所・サステナブルマテリアル研究部門・環境応答機能薄膜研究グループと住友化学・基礎化学品研究所は、新しい「自動調光型省エネシート」を開発した。
この調光シートは、夏季と冬季で太陽光の入射角が変化することを利用して、夏は太陽光を遮蔽し、冬は透過させる機能をもたせたもの。他の調光シートと異なり、外部の景色はそのままで直達日射の透過を制御できるのが特徴という。
また、調光シート自体は変化しないにもかかわらず、季節によって自動的に調光。既存の窓に張るだけと導入も容易なため、効率よく製造できれば、冷暖房負荷の低減にも大きく寄与することが期待できるとする。
5月22日~24日にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催される「自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展2013」の住友化学ブースで展示する。
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