ノーリツ(兵庫県神戸市)は、住宅用の多結晶太陽電池モジュールで出力205W、モジュール変換効率15.2%を実現した「PVMDシリーズ」を7月10 日に発売する。従来品に比べ、年間発電量が約5%アップしたという。
新しいモジュールは、高効率セルと太陽光の反射を低減する特殊なコートガラスを採用し、光の損失を抑制。従来品と比較し最大出力は約10W、モジュール変換効率を約5%向上した。
施工面でも改善を図り、屋根材に穴を開けずに施工する「キャッチ&ダイレクト工法」を用いた取付金具のバリエーションを追加。雨漏りなどのリスクを低減し、金属製屋根への対応力を高めた。
希望小売価格は一般住宅スレート屋根3.07kWの場合で、245万3115円。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。