帝国データバンクが1月17日に発表した2007年の企業倒産集計によると、倒産件数は1万959件で、前年比17.2%増加し、集計対象を法的整理による倒産に変更した2001年以降、初めて1万件を突破した。4半期ベースでみても、06年第2四半期以降、一貫して前年同期比を上回り、増加基調が続いている。
業種別では、建設業、小売業、サービス業倒産が大幅に増加しており、全体の件数を押し上げる要因になっている。
同日発表の07年12月の集計では、15ヵ月ぶりに前年同月比で減少した。ただ、建設業を中心として依然高い水準で推移している。
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