ジアース(大阪府大阪市)は5月15日、不動産・建築・管理のオークションを開催できるBtoBサイト「マザーズオークション2.0」の本格運営をスタートした。
サイトには、「不動産」「建築」「管理」の3つのオークションをラインアップ。利用者に向けて、オークションエンジンと各オークション市場を無料で提供する。
利用者は、REIT(リート)、ファンド、デベロッパー、ゼネコン、ハウスメーカー、工務店、設計事務所、管理会社など不動産・建築分野のプロフェッショナルのみ。各社は、入札方式や競り上がり方式(最低売却価格)など4種から希望のオークションエンジンを選択し、いつでも自由にオークションを開催することができる。
先行リリースしていた「不動産オークション」はすでに、不動産を継続的に購入するREIT、デベロッパー、ハウスメーカー、マンション再販会社など534社が登録している。
一方、「建築オークション」は、ゼネコンや工務店、設備会社が入札者(受注者)となって、マンションやビルの新築、増改築、耐震補強などの工事を受発注するもの。「管理オークション」では、マンション・ビルの新築時の管理会社選定から、マンション管理組合などの管理会社選定の受注入札を行うことができる。
会員登録料、出展料、入札料は無料。現時点で約1100社が利用できる準備が整っているという。
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