国土交通省は5月14日、高齢者や子育て世帯などいわゆる住宅弱者の居住環境の確保に向けた先導的な取り組みを助成する「高齢者・障害者・子育て世帯居住安定化推進事業(先導的事業)」の提案募集を開始した。募集期間は6月28日まで。
対象となる提案は高齢者・障害者・子育て世帯の居住の安定を推進・支援する取り組みで、ハード・ソフト面で先導性が高いプロジェクト。住宅・施設の整備のほか、技術の検証や情報提供・普及の取り組みも支援する。
補助率は、住宅・施設の整備については、新築が10分の1、改修が3分の2、設計が3分の2。技術の検証と情報提供・普及の取り組みはともに3分の2。
提案の内容を専門の評価委員会が採点し、採択プロジェクトを決める。結果の発表は9月初旬の予定。
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