SBIモーゲージ(東京都港区)は、2012年12月~13年3月までの間に他社から同社へ住宅ローンを借り換えた人を対象に実態調査を実施、5月13日にその結果を発表した。
それによると、借り換え実行件数全体のなかで、他社から同社への借り換えが占める割合は、12年12月は11%だったのに対し、13年3月は34.2%まで増えていた。他社から借り換えた人を年代別にみると、30代と40代が全体の8割超(84.8%)を占めた。
当初借り入れていた金融機関の割合をみると、銀行・信金・信組・信販会社などの民間金融機関が約半分(47.4%)、次に多かったのが住宅金融支援機構の「フラット35」や旧住宅金融公庫で3割超(34.5%)を占めた。同社では「最近のフラット35の金利低下に伴い、全期間固定金利の住宅ローンへ借り換えるニーズが高まっていることがうかがえる」と分析している。
借り入れ期間は「15年~20年」66.3%が最多。借り換え金額は「1000万円~2000万円」42%、「2000万円~3000万円」40.5%、「3000万円~4000万円」12.1%の順だった。
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