5月13日の「愛犬の日」を前にLIXIL(東京都千代田区)は、犬を飼っている関東・関西のシニア世代(58~72歳の既婚者)727人を対象に「犬と暮らすセカンドライフ」に関する意識調査を実施した。
調査によると、犬の飼育場所は「居室内」82.2%が圧倒的に多く、「屋外(庭)」は1割強(13.6%)だった。犬を飼い始めた年齢は「50代以降」53.7%が過半数を占め、理由は「家族が欲しがったから」がトップ。「癒されたいから」「家族とのコミュニケーションが円滑になると思ったから」が続いた。
犬と過ごす時間と配偶者と過ごす時間はどちらが長いかとの質問には、男性の4割(42.6%)が「配偶者」と答えたのに対し、女性の5割(50.9%)は「犬」と回答。さらに、どちらと過ごす時間が大切かとの質問には、男性の5割超(56.5%)が「配偶者」としたのに対し、女性で「配偶者」と答えた人は3割(31.1%)にとどまり、男女間のギャップがみられた。
犬のための住宅リフォーム意向については、36.9%が「したい(した)」と答えた。希望のリフォームは「滑りにくい床にしたい(した)」「傷つきにくい床にしたい(した)」「敷地から飛び出し事故を防ぐための門やフェンスをつくりたい(つくった)」が上位にあがった。
犬のためのリフォーム予算は、約半数(47.4%)が「30万円未満」。一方で、「100万円以上」と答えた人が19.8%にものぼった。男女別にみると、男性の24.2%、女性の16.7%が「100万円以上かけられる」と答えた。
調査期間は4月15〜19日。
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