LIXILグループ(東京都千代田区)は5月7日、2013年4月から2016年3月までの3カ年の中期経営計画を発表した。「住生活産業におけるグローバルリーダーとなる」を経営ビジョンに掲げ、国内コア事業のリフォーム市場シフト、グローバル事業の新市場への拡大、広範な流通の有効活用、コア周辺事業の拡大、経営効率の改善―の5つの戦略を進める。
リフォーム市場の拡大に向けては、新商品の継続的投入に加え、流通への投資も積極的に行い、市場の伸び率に対して2倍の成長を狙う。
流通・小売り事業も積極的に展開していく。スーパービバホームと建デポの出店を強化するなど、この分野の売上高を12年度の1754億円から15年度には2360億円まで伸ばす。
材料・工事といった同社のコア事業の周辺事業の拡大も図り、独自性のあるサービスを核とした住宅ストック向けソリューションの提供にも取り組んでいく。
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