ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区、濱村聖一社長)は5月1日、住宅ネットワークの運営事業を行う100%子会社として「株式会社H&C(エイチ・アンド・シー)ソリューションズ」(同、柿内和徳社長)を設立した。
同社が運営してきた12のネットワークのうち、とくに次の3住宅ブランドを強化するねらいで事業を移行、新会社を立ち上げた。
[1]「ユニキューブ」を主力商品とする戸建て賃貸「Will Style(ウィルスタイル)」
[2]Q値計算・C値測定を標準で行う高性能デザイナーズ注文住宅「R+house(アールプラスハウス)」
[3]デコスドライ工法を標準採用し本体価格1140万円の規格住宅「eco l’oeuf(エコルフ)」
[1]では、2015年1月の相続税増税を見据えて、グループ会社のウェブ受発注システムを使ったコストダウンや、「ユニキューブ」の内装デザインのリニューアルに取り組む。[2]では、14年度1000棟の着工目標を掲げ、工務店の競争力を高めるサービスメニューを拡充する。[3]では、約70社のデコスドライ工法施工代理店と連携して、工務店向けのローコスト高性能商品の普及に力を入れる。
これら3ブランドについて、1年間でのべ300社の工務店との提携を目指すとする。
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