ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区)と子会社のans(アンズ、同)は、住宅会社の総合評価システム「HOS-Index」を開発。そのデータ取得のため5月1日から、住宅既購入者を対象とした調査を開始、1年間で1万件のデータ収集をめざす。
「HOS-Index」はHome Owners’ Satisfaction-Index(ホームオーナーズ・サティスファクション・インデックス)の略で、住宅既購入者を対象に調査した「住宅と住宅会社に対する満足度評価指標」のこと。
「建物の断熱性能について説明を受けたか」「資産価値に関わる地盤の安全性について検討してもらったか」「アフターサービスに関しての説明を受け書類を受領したか」などの質問を通じて、満足度や後悔度をリサーチ。体感的な充足感や心理的な安心感に関する項目や、営業設計からアフターまでのプロセスに関するサービス項目を指標化し、その数値をこれから住宅購入を検討するエンドユーザーが直感的に理解できるようグラフを使って示す。
第1回目のインターネット調査の結果の一部は、7月末にウェブ公開する予定。また、住宅購入検討者向けに住宅会社の紹介・相談事業を行うアンズでは、会員に向けて詳しい評価情報を提供していく。
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