オリックス(東京都港区)とNEC(東京都港区)、エプコ(東京都足立区)が共同で設立したONEエネルギー(東京都港区)は、蓄電池レンタルとスマートハウス向けアプリケーションを組み合わせた家庭向けエネルギーサービスを提供する。まずは東京電力管内を対象に同サービスの先行受付を4月26日から開始する。取り付けは6月1日から順次行なう。
新サービスは、ONEエネルギーが「新築・既築の一戸建て」「HEMS機器の有無」「太陽光発電設備の有無」に関わらず、一般家庭向けにNEC製の定置用蓄電池(容量:5.53kWh)とエプコ開発のスマートハウス向けアプリケーション「ぴぴパッ!」をクラウドデータ連携により組み合わせ、システム一式をレンタルで提供する。
蓄電池だけのプランのほか、太陽光屋根借りプランがある。初期費用はいずれも0円で、蓄電池のみのベースプランは月額5145円。東京都限定プランは月額3045円。蓄電池レンタルプラン+太陽光屋根借りプランは”実質負担額0円で利用が可能。
今後、ハウスメーカーやリフォーム業者、工務店などの販売代理店の募集や一般電気事業者をはじめとするエネルギー関連企業との連携も目指していく。今年度中に1万軒、2015年度までに10万軒の家庭への提供を目指す。
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