建築ピボット(東京都文京区)は、非住宅向けの省エネ計算ソフト「SAVE-建築」「SAVE-PAL」について、今年4月1日に施行された改正省エネ基準に対応する新機能の提供を始める。
新機能は、建築研究所がインターネット配信している「一次エネルギー消費量算定プログラム」(建築物用)の入力作業を支援するもの。
非住宅向けの算定プログラムでは、18枚のシート(エクセルファイル)に必要項目を入力して表を作成し、それをcsvファイルに変換してブラウザ上にアップロードし計算させるしくみとなっている。
今回同社が提供する新機能を使うと、「SAVE-建築」「SAVE-PAL」で入力した建物モデルから室仕様と空調に関わる項目を抜き出し、算定プログラムのシート所定欄に自動入力を行う。建物モデルから判別できない項目については、リストを付けて選択入力ができるなど、入力作業を省力化してくれる。
新規購入は税込31万5000円(SAVE-建築Ver.2)、21万円(SAVE-PAL)で、どちらも別途年会費が必要。すでにソフトを利用中で、省エネ計算プログラム利用者の会会員の場合は、新たな費用負担なし。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。