三菱地所ホーム(東京都千代田区)は5月1日、2×4工法の注文住宅において外壁に「ハイプロテクトウォール」の標準採用をスタートする。これにより、同社の特徴であるフレキシブルで開放的な空間デザインを活かしながら全棟で耐震等級3を確保、長期優良住宅の認定を取得する。
「ハイプロテクトウォール」は、一般的な2×4工法の構造壁(壁倍率4倍)の耐力を50%向上し、壁倍率6倍を実現したオリジナルの耐力壁。接合具や壁枠組み仕様に対する性能・施工実験では、壁倍率12倍の設計を可能とする構造評定を取得しており、店舗、医院などの大規模な建築物でも高い耐震性を発揮できるという。
構造用面材には、トレーサビリティが明らかな国産材の構造用合板1級を採用、ネイルマークを印刷することで施工性の向上をはかる。
この耐力壁を確認できるモデルハウスとして、TBSハウジング渋谷 東京ホームズコレクション(東京都渋谷区)内に「渋谷ホームギャラリー」をオープンする。
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