京セラ(京都市伏見区)は、蓄電容量が最大14.4kWhという大容量の「リチウムイオン蓄電システム(タイプB)」を、5月7日に発売する。太陽光発電と組み合わせても太陽光発電単独使用時の売電価格が適用されるタイプ。受注・販売は京セラソーラーコーポレーション(同)。
新製品は、太陽光発電による電力を優先して使用することで、昼間の商用電力の購入を減らすシステム。余剰電力の売電中は、蓄電システムから電力供給をしないため、売電価格は、太陽光発電システムのみを設置する場合と同じ38円/kWHが適用される。
同社製のHEMSと組み合わせることで、家庭内エネルギーの「見える化」が図れ、エネルギーの効率運用も可能。
価格は、容量14.4kWhのタイプが445万円、同7.2kWhのタイプが240万円。保証期間は蓄電池本体が10年、リモコンが2年。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。