戸建て住宅の地盤調査・改良工事を行うジャパンホームシールド(東京都墨田区)は4月16日、同社が実施する地盤調査方法「スクリュードライバーサウンディング試験(以下:SDS試験)」の実施件数が累計で3万件を突破したと発表した。
SDS試験は、土質を加味して地盤を評価することで不要な地盤補強工事を削減できるという新しい地盤調査方法。一般的に採用されるスウェーデン式サウンディング試験機に専用ユニットを装着するだけのため、ローコストかつ高精度な土質判断が可能になるとする。
大手ハウスメーカーを中心に支持され2012年6月に実施件数が1万件を突破、13年3月に3万件を超えた。
同社では、SDS試験の社内実施比率を現在の25.8%から14年度中に50%まで高めたい考え。なお、SDS試験を用いた安価な液状化判定システムについては国土交通省の「平成24年度建設技術研究開発助成制度」の助成金を受けて開発を進めている。
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