大和ハウス工業(大阪府大阪市)はこのほど、地域特性を活かしつつエネルギー問題を解決するまちづくりモデル「つくば環境スタイル”SMILe”を具現化する住民主導の『サスティナブルコミュニティ』構想」を策定した。国土交通省が公募した「平成24年度まち・住まい・交通の創蓄省エネルギー化モデル構築支援事業」で採択された事業構想をもとにしたもの。
茨城県つくば市は、住民主導でサスティナブルコミュニティのモデル構築をめざす環境行動指針「つくば環境スタイル”SMILe”」を提唱。つくば市環境都市推進委員会を発足し、2030年までにひとりあたりのCO2排出量を半減することを目標に掲げている。
同社は、先導的モデル街区として整備が進んでいる研究学園駅(つくばエクスプレス)近くの葛城地区において、3電池+HEMSを搭載した低炭素型の戸建て住宅地開発事業(175戸)を中心として、街区内の他の地域も含め6つの構想を提案。今回のモデル構築支援事業を通じて、新たに4つのプロジェクトを提案した。
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