住友林業ホームテック(東京都千代田区)は4月11日、油圧ダンパー式の制震装置を木造住宅用に改良した「オリジナル制震ダンパーS型」を開発したと発表した。
新工法は、木造軸組工法の住宅用に開発したもの。制震ダンパーを縦に設置し、耐震補強とあわせることで、建物の揺れ幅を約50%低減することが可能という。柱と柱の間に装置を設置するため、既存の天井と床を解体せず、壁下地のみを撤去することで設置できる。天井や床を解体する方法と比較すると、工期、費用を約半分に抑えられるという。
日本建築防災協会の技術評価を取得している。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。