「無印良品」を展開する良品計画(東京都豊島区)は、子どもに木の大切さ・魅力を伝える木育活動を強化する。昨年9月から東京の有楽町店など7店舗で導入している国産材を使った子どもの遊び場「木育ひろば」の設置を推進するほか、旗艦店では移動型おもちゃ美術館「木育キャラバン」を開催する。
同社は、東京おもちゃ美術館を運営するNPO法人日本グッド・トイ委員会(東京都新宿区)の活動に賛同し、4月23日に「ウッドスタート協定」を締結。
日本グッド・トイ委員会が推進する「ウッドスタート」は、子どもたちが木とふれあう環境を整えることで豊かな子育てを行うとともに、暮らしに木を取り入れることで木のもつ可能性を最大限に生かそうというもの。また、子どもや子育てに関わる人に木の良さを気付かせることで、国産材木製品の消費や森の育成・整備を進め、循環型社会の実現をめざす。
4月26日にはJR大阪駅北口にグランドオープンする商業施設・グランフロント大阪に西日本最大となる旗艦店「無印良品グランフロント大阪」を出店。これに先立ち23日、ウッドスタート宣言とともに、大阪府の活動に協力する「木のぬくもりネット活動宣言」を行う。
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