LIXIL住生活財団(東京都江東区)は、4月20日に東京・霞が関ビル プラザホールで開催する「第3回LIXIL国際大学建築コンペ公開審査会」に進む3大学を決定した。一次審査を通過したのは、オランダのデルフト工科大学、アメリカのハーバード大学、シンガポールのシンガポール国立大学。
当日はこれら3校によるプレゼンテーションと公開審査が行われ、最優秀作品を決定。最優秀作品を受賞した大学は、北海道大樹町にある財団の研究施設・メムメドウズ内に建設まで行う。審査委員長は、建築家の隈研吾氏。
コンペでは、「大自然のリトリート」をテーマとした作品提案を日本の京都大学や北海道大学を含む世界11カ国12校の大学から募集。今回は、環境をテーマとした研究やスタディなど設計段階から竣工に至るまでの過程を公式フェイスブック上で公開する試みも行っている。
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