パナソニック(大阪府門真市)は創業100周年を迎える2018年までに、ソーラーランタンを世界の無電化地域に合計10万台寄贈する「ソーラーランタン10万台プロジェクト」をスタートした。
第1弾として2013年2月にはミャンマーのNPO・NGOに3000台を、3月にはインドのNGOに5000台のコンパクトソーラーライトを寄贈。直近では、サブサハラ・アフリカに2000台の寄贈を予定する。
開発途上国を中心に約13.2億人が電気のない生活を送り、その多くは照明用に灯油ランプを使っているという。同社は、灯油ランプの煙による健康被害や火事のリスク、不十分な明るさによる医療・教育・経済面での制約を解決するため、昼間太陽光で発電した電気を蓄え夜間照明に使うソーラーランタンを寄贈する取り組みに着手。
このプロジェクト以前にも、11年4月にタンザニアへ1000台、12年3月にカンボジアへ2000台のソーラーランタンを寄贈し成果をあげている。
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