旭硝子は、同社が1989年から1995年までに販売した温水浄化システム(通称:24時間風呂)の一部機種で、本体内部の温水ヒーターの結線部分が発熱し、発煙発火するおそれがあるとし無償で点検・ヒーターの交換などを実施すると発表した。現在までに人的被害についての報告はないという。
今年5月に同社が、社内調査を実施したところ、24時間風呂の本体が焼損していた事故4件を確認。原因究明のための調査を実施した結果、当該製品の温水ヒーターの配線圧着部分が水のかかる位置に設置されていることから、配線圧着部分が腐食・劣化し、極めてまれに発煙・発火する可能性があることが判明したという。このため製品の一部を対象に、無償で点検・ヒーターの交換、防水処理を実施する。
対象台数は3万5856台。現在、対象製品の設置場所の特定を行っている。
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