パナソニック(大阪府門真市)が「ミラノサローネ2013」でインスタレーション展示を行う。6年目の出展となる今年は「Energetic Energies / エネルギーの情景」をコンセプトに、太陽光パネルがつくり出す新たな都市景観とエネルギーの未来を表現する。
会場構成を手がけたのは建築家の平田晃久氏(平田晃久建築設計事務所)。奥行30メートルの空間には、都市のビル群をイメージさせるキューブ、その上に無数の太陽光パネルのモジュールを散りばめて丘のような風景を形作った。自然からのエネルギーが効率よく人のくらしに供給され、都市と自然が共存する新しい関係性を描き出している。
平田氏は展示への想いをこう語る。「エネルギーがエナジェティック(生命力にあふれた)、というのは少し奇妙な表現ですが、これは生き物の世界における相互関係のように、人間が暮らす都市と自然界がよりダイナミックにからみ合う、活力に満ちた未来の都市のイメージを描きたかったのです」。平田氏の動画はコチラ。
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