一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会(建産協)は住宅用断熱材の断熱性能を認定する「優良断熱材認証制度」を開始、4月1日から認証申請を受け付けを始めた。
同制度は、各メーカーが製造する断熱材製品に対して、従来のあいまいな性能区分表示でなく、製品厚み・熱抵抗値・熱伝導率を具体的に表すもの。性能数値を認定して表示できるようにする。
種類の異なる製品を消費者でもわかりやすく性能比較しやすくすることで、高性能化に向けた競争の活性化をねらう。
2012年度の省エネ基準改正・低炭素認定住宅制度の開始により、これまでJIS規格がない羊毛断熱材や海外メーカーの断熱材にとって、JIS規格に準ずる認定制度としても期待される。
(4月2日午前11時51分に一部修正)
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