住宅金融支援機構(東京都文京区)は、昨年11月から今年2月に実施した民間住宅ローン利用者(フラット35利用者含む)の住宅ローン選びに関する意識や行動について調査、その結果を発表した。
調査対象は、上記調査期間の民間住宅ローン(フラット35含む)借入者。回答数は997件。
それによると、「変動型」の利用割合は51.0%で、前回調査と比べて2.6ポイント減少した。「固定期間選択型」の利用割合は、26.0%、「全期間固定型」の利用割合は23.1%と、前回調査と比べてそれぞれ1.6ポイント、1.2ポイント増加した。
今後1年間の住宅ローン金利見通しは、「現状よりも上昇する」が35.0%と前回調査(20.8%)と比べて大幅に増加。「ほとんど変わらない」は53.3%で前回よりも12.9ポイント減少した。*前回調査は、平成24年7月~10月に実施。
住宅ローン選択の決め手は、「金利が低いこと」とする回答が72.5%で圧倒的に多く、次いで「住宅・販売事業者(営業マン等)に勧められたから」「繰上返済手数料が安かったこと」の順だった。
フラット35利用者からの回答(151件)では、フラット35を知るきっかけのトップは「住宅・販売事業者」47.7%、次いで「インターネット」29.8%、「住宅情報誌」17.2%。
フラット35を利用した理由は、「金利上昇に備えて将来の返済額を確定」が59.6%で最も多く、次いで「金利が低い」(53.6%)、「フラット35Sを利用したい」(29.8%)と続いた。
調査結果の詳細はこちらから。
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