吉野石膏(本社:東京都港区)は、同社石膏ボードの施工精度を高めるため、このほど新たに2拠点の研修センターを建設すると発表した。
2施設は愛知県豊橋市の「三河研修センター」と福岡県北九州市の「北九州研修センター」。いずれも同社工場敷地内。鉄骨2階建てで、延床面積は1000㎡ほど。
施設内のうち施工実習室では、内装工事業者を対象に製品の耐火性・遮音性を適正に実現するための施工研修を行い、研修修了者にライセンスカードを授与する。このほか製品展示室、音響体験室なども備え、設計者や内装業者に製品を性能を体験してもらう場とする。
三河センターは今年9月、北九州研修センターは来年1月に竣工予定。同社では今後さらに国内の他区域でも施設建設をすすめる計画。
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