福井コンピュータ(福井県坂井市)は、BIM/CIM道路設計3DCADシステム「TREND ROAD Designer」のアップデート版を5月20日にリリースする。
米ベントレー・システムズ社の道路計画・設計・施工・運用のための業界標準CAD「OpenRoads Designer」をベースに、国内の法令・基準に準拠するよう独自の改良を加えた⽇本語版OEM製品。
今回のアップデートでは、測量CADシステム「TREND-ONE/Mercury-ONE」との連携コマンドを新たに追加した。
これにより、3D道路モデルを手間なく2D図面や計算書に展開して、各発注機関仕様の最終成果品を効率よく作成することができる。
さらに、標準断面、土木セル、排水集水桝、道路標識のテンプレートを大幅拡充。標準断面は33種、土木セルは9種、排水集水桝は約250種、道路標識は約100種揃えた。
また、既存機能もブラッシュアップし、「LandXML」を読み込んでの線形作成、「LandXML」の拡幅・横断形状の出力、2Dの等高線データからの3D等高線生成、集水枡に流れ込む流域の自動描画などが可能になった。
初回登録料2万円、年間使用料36万円/年(税別)。
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