一般社団法人 建築環境・省エネルギー機構(IBEC、東京都千代田区)は6月、今年で9年目を迎える「自立循環型住宅設計講習会」を開催する。住宅におけるエネルギー消費の半減をめざした「温暖地版(入門編)」と、準寒冷地向けに新しい研究成果を加えた「準寒冷地版(既受講者向け)」のふたつの講習会を予定している。今年度は、午前に温暖地版、午後に準寒冷地版を実施するため、1日で両方受講することも可能。
温暖地版では、一般的に入手できる手法・技術の組み合わせにより、居住性を向上させながらエネルギー消費量を2000年比で50%削減することをめざして設計プロセス、自然エネルギー活用、断熱・日射遮蔽などの外皮設計、暖冷房・換気・給湯などの省エネ設備計画と省エネ効果の定量予測を行えるまでを解説。
昨夏からスタートした準寒冷地版では、準寒冷地の気候や地域特性を活かす省エネ住宅の設計手法についてレクチャーする。新たな研究成果を数多く取り入れて内容を拡充している。
■自立循環型住宅設計講習会
会場/日/定員:
[東京]建築会館ホール/6月7日(金)/各120人
[大阪]大阪国際会議場/6月26日(水)/各70人
[名古屋]ウインクあいち/6月27日(木)/各70人
受講料(テキスト・税込):温暖地版7000円、準寒冷地版1万円
両方1万5000円
問い合わせ:TEL03−3222−6946
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